2019年7月

2019年6月25日                                         三 笠 幼 稚 園

主の平和!

 皆さん、暑さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

 今日は教会が教えてくれる掟の中で一つである 「隣人を自分のように愛しなさいー第四の掟(あなたの父母を敬え」という

掟をカトリック教会のカテキズムで説明しながら皆さんと分かち合いたいと思います。

 まず両親に対して抱く思い、つまり愛情と感謝と尊敬は、私たちの導き、ともにいてくれる人との関わりにおいても、大切な

ことです。私たちには、生来の正当な権威を神様から役目として与えられた多くの人がいます。里親や継父母、年長の親類縁者、

教育者、先生、雇い主、上司などです。私たちは、第四の掟の精神をもって、そうした人たちに対して応えなければなりません。

 神様ご自分はその深みにおいて、三位一体の交わりです。人間の世界では、家庭は共同体の根源的な像です。家庭は、豊かな

関係のある生活を学ぶ素晴らしい学校です。子どもたちが育つのに、豊かな愛情、相互の尊敬、互いに対する責任を体験する、

健全な家庭ほどよい場所はありません。信仰も結局、家庭で育つのです。教会は、家庭を小さな教会、他の人たちを招き入れる

力のある 「家庭教会」であると教えます。その輝きは、信仰、愛、希望のある交わりの中に、他の人を招き入れます。

1。子どもは、どのように両親を尊敬しますか?

 子どもたちは、両親の愛によって命を受けたのですから、両親にまず感謝しなければなりません。この感謝の気持ちが、生涯

にわたる愛、尊敬、責任、正しい理解を伴う従順の関係を築くのです。とくに、困窮や病気や高齢のとき、子どもたちは愛を

もって親に寄り添い、誠実に世話をしなければならないのです。

2。親はどのように自分の子どもを大切しますか?

 子どもは神様からの贈り物であって、親の所有物ではありません。子どもは親の子である前に、神様の子どもなのです。親に

とって何よりも大切な義務は、自分の子に神様の愛を示し、キリスト教の正しい教えや考えを伝えることです。

3。家族は、どのようにともに信仰を行きますか?

 親は自分たちの信仰をもって子どもたちに寄り添い、子どもに洗礼を受けさせ、信仰の手本となることで彼らに尽くします。

つまり両親は、子どもたちが、愛に満ちた神様の現在と親しい交わりの中で生きることの価値と喜びを体験させらなければなり

ません。でも、親もまた、自分の子どもの信仰から学び、子どもを通して神様の声を聞くこともあるでしょう。なぜなら、若い

人の信仰には強い熱意があることが多く、また 「主は、しばしば若い人には、彼らにかなったよりよいものをお示しになるか

らです」 (聖ベネディクトの戒律3・3)。

こいうことがあるので、家庭の愛の中で養われた子どもたちに大事な神様の慈愛を伝えるために皆が一緒に心と力を合わせなけ

ればなりません。そのためのご協力をお願いいたします。

三笠幼稚園のお子様とご両親の家庭の中で神様のお恵みが豊かに注がれますように。アーメン。

                                                                                                 崔 源太神父

2019年8月28日