2021年5月25日

2021年5月25日

三 笠 幼 稚 園

 日に日に夏が近づいていることを感じます。先日、従姉の娘(6才)と一緒に話しながら川沿いの散歩道を歩いていました。途中から私の手をツンツンしてくるので「何だろう」と気にしながらも、そのままにしていました。しばらくすると、いきなり手を握ってきました。こはずかしいのでスルッと手を離そうとしたら、今度はギュッと力強く握られました。手をつないでいることへの意識はすぐになくなり、いつの間にか自然になっていました。

 懐かしさとともに、身近な人と手をつないでいられるのは大切なことだなと気づかされました。いつもそばにいてくれる人と手をつなぐことができるから、安心してのびのびと子どもたちは過ごすことができます。大人になっても手をとりあうし、心でつながっているからこそ出来ることがあります。人との人との関わりが難しい状況にあったとしても、当たり前にいつもそばにいてくれる人との信頼関係はさらに築き上げられていくチャンスであります。

 いつもそばにいてくれる存在を大切に感じていることは、わたしたちにとって大きな励みとなります。イエスさまもマリアさまもわたしたちに伴ってくださっています。聖書で語られているイエスさまは、「神は我々と共におられる」と呼ばれる方としてお生まれになり(マタイ1・23)、復活なさったイエスさまは「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28・20)と仰いました。決して変わることのない愛に満ちたまなざしは、イエスさまからはもちろんのこと身近な人を通しても一人ひとりに向けられています。

 私は三笠幼稚園のチャプレン(幼稚園の司祭)として任命されました。カトリック横浜司教区の神父です。私は幼稚園のときに教会の隣にある磐田聖マリア幼稚園に通っていました。友だちの顔と名前と、給食で食べるのが遅かったことくらいは覚えています。感謝のうちに務めを果たしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

宗教主事 祖父江 優太

(そぶえ ゆうた)

2021年5月27日