園だより

宗教主事および園長のことば

2021年6月25日

2021年6月25日

三笠幼稚園

 2021年度1学期が終わろうとしています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い今までの保育の見通しが保育現場に混乱や戸惑いを生じさせる状況が続いています。今、私達保育者が子ども達にできる事、そしてこの先の保育の為に考えておきたい事を考えながら毎日を過ごしました。3蜜を避けるために、1学期のほとんどの行事を中止いたしました。昨年は6月に行った入園式も今年は予定通り行えましたが、一昨年まではご両親は勿論祖父母の方々にもお越しいただき、皆で初めての幼稚園生活のスタートをお祝いしていただきました。今年度顔合わせ面談は行いましたが、各クラス会は中止になり、同じクラスの保護者の方々が集う事が出来ませんでしたのでクラスとしての一体感がまだ生まれていません。5月の遠足、6月の参加日を予定し、進級・入園した子ども達を見ていただける予定でしたがそれも叶わず、お誕生日会・お遊び会も中止になりました。卒園生・在園児が楽しみにしていた「夕涼み会」も今年も中止です。

保護者の皆様方には今年度幼稚園での生活を、行事を通して見ていただく機会が無く、不安やご心配の方もいらっしゃる事と思いますが、お子様方は着実に成長しています。

初めての幼稚園生活、親子共々何もわからず始まりましたが、年少組はお祈りを覚え、椅子に座って先生の話が聞けるようになり、お友達と遊ぶ楽しさを感じています。

年長・年中も新しいクラス・先生に慣れ、新しいお友達と遊び、仲間で活動しています。

2学期の運動会・みかん狩り・クリスマス会は参加の形を考えて行う予定です。

子どもは大人にくっつく事で精神的な安心感を得るのです。人との距離が離れている今だから精神的な距離を近づけて共感できる事や言葉かけを意識して行っています。

子どもが泣きながら近づいてきたら、コロナ禍の状況であっても優しく抱っこしています。大切なのは子ども達です。

 今年も年長組は種籾からイネを育てています。毎朝「早く大きくなってね!!」と声をかけ、成長を楽しみにしています。秋には「おにぎりパーティー」です。お米作りの楽しさと、大変さを学び、食べ物を大切にし、感謝の気持ちを学んでいます。

園長 浅羽 裕子

2021年6月29日

2021年5月25日

2021年5月25日

三 笠 幼 稚 園

 日に日に夏が近づいていることを感じます。先日、従姉の娘(6才)と一緒に話しながら川沿いの散歩道を歩いていました。途中から私の手をツンツンしてくるので「何だろう」と気にしながらも、そのままにしていました。しばらくすると、いきなり手を握ってきました。こはずかしいのでスルッと手を離そうとしたら、今度はギュッと力強く握られました。手をつないでいることへの意識はすぐになくなり、いつの間にか自然になっていました。

 懐かしさとともに、身近な人と手をつないでいられるのは大切なことだなと気づかされました。いつもそばにいてくれる人と手をつなぐことができるから、安心してのびのびと子どもたちは過ごすことができます。大人になっても手をとりあうし、心でつながっているからこそ出来ることがあります。人との人との関わりが難しい状況にあったとしても、当たり前にいつもそばにいてくれる人との信頼関係はさらに築き上げられていくチャンスであります。

 いつもそばにいてくれる存在を大切に感じていることは、わたしたちにとって大きな励みとなります。イエスさまもマリアさまもわたしたちに伴ってくださっています。聖書で語られているイエスさまは、「神は我々と共におられる」と呼ばれる方としてお生まれになり(マタイ1・23)、復活なさったイエスさまは「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28・20)と仰いました。決して変わることのない愛に満ちたまなざしは、イエスさまからはもちろんのこと身近な人を通しても一人ひとりに向けられています。

 私は三笠幼稚園のチャプレン(幼稚園の司祭)として任命されました。カトリック横浜司教区の神父です。私は幼稚園のときに教会の隣にある磐田聖マリア幼稚園に通っていました。友だちの顔と名前と、給食で食べるのが遅かったことくらいは覚えています。感謝のうちに務めを果たしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

宗教主事 祖父江 優太

(そぶえ ゆうた)

2021年5月27日

2021年4月26日

2021年4月26日

三笠幼稚園

 いよいよ5月、木々は一斉に新緑の季節です。自然の力強さを感じます。

5月の第2日曜日は「母の日」です。子ども達からもお母様に「愛と感謝」のプレゼントを考えています。子ども達の純粋な心のプレゼントを楽しみに待っていてください。

カトリック教会も5月は「聖母月」です。感謝と希望に満ちたマリア様に新入園の子ども達は少しずつお祈りを覚え静かな心でお祈りをしています。神様は子ども達のきれいな心・やさしい心・すなおな心を一番喜ばれます。4月に入園後泣いて登園していた新入園児達も、少しずつ泣かずに登園し、自分の居場所を見つけはじめ、楽しく通えるようになってきました。進級した子ども達も新しい先生・お友達・保育室に慣れたようです。

保護者の皆様は少し寂しいのではないでしょうか・・・?

 最近の新型コロナウイルスは変異株の感染が主流になってきつつあり、10歳未満の子ども達への感染の可能性が高いという事で、不安な日々を送られていることと思います。気候の良い5月を前になかなか思う通りに外出が出来ない中、絵本の読み聞かせはいかがでしょうか?

読み聞かせは想像力や言語力が高まり感情が豊かになると言われています。

心地よいお父様・お母様のお膝の上に座る事が出来る嬉しさと絵本を読んでいただける楽しさが〝本が好き″に繋がっていきます。保護者の皆様と同じ空間を共有する大切な時間です。時には話の内容を〝なんでこうなったのかな?″〝この先どうなるのかな?″などと一緒に考える事も思考力を高める要素になります。

迎えるゴールデンウィークの一つの過ごし方に加えてみてはいかがでしょうか?

 引き続き幼稚園は手消毒・換気・マスクの着用(活動内容・年齢により緩和)・ソーシャルディスタンス・施設・遊具の消毒・オゾン空気清浄機使用等を続けてまいります。

皆様方には検温のご協力をお願い致します。

園長  浅羽 裕子

 

2021年4月26日

2021年4月12日

2021年4月12日

三笠幼稚園

 進級。入園おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

2020年3月から新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐ為の自粛が始まり、昨年度末を迎えた2021年3月、新型コロナウイルス感染の収束にはならず、3月末にはまた少しずつ感染者数が増え始め、2021年度の始まりは不安を感じてのスタートですが、前年度同様コロナウイルス感染の拡大を防ぐ為の対策のあらゆる方法を職員皆で考え、実行しコロナ禍にあって、お子様方の命を守る事、遊びを中心に育ちを保証する事はこれからも続けていきたいと考えています。

 幼稚園では“遊び”は成長のための“学び”に繋がっていると考えています。ただ楽しく遊んでいるように見える幼稚園の日常ですが、子ども達にとっては全てが大切な学びに繋がっています。子どもは外界の情報を取り込む力を持っています。面白いところに手を伸ばす、新しい刺激を追う、手や足を動かして感じて遊びの中で体得しています。

 遊びの本質は、自分からやってみたいという気持ち、やっていて楽しいという感覚、やり遂げた達成感にあります。その中で見通しを立てる力、最後までやり通す力など様々な能力を獲得します。こうした感情や感覚は大人に押し付けられたり、正解を先回りして教えられても身につきません。

面白い言葉があります。

ブルトーザーペアレント・・・なんでも前に立って子どもの危険を避ける

ヘリコプターペアレント・・・上でホバリングしながら子どもを守る

保護者の皆様はいかがでしょうか?先回りはしていませんか?

 

 今年度は新しい先生を二人お迎えし、全員の職員で全員のお子様を見守り育てて過ごしてまいります。皆様もお祈り、ご理解・ご協力をお願い致します。

園長 浅羽 裕子

 

 

2021年4月13日

2021年2月25日

2021年2月25日

三笠幼稚園

四旬節

神父:「なぜお家に帰らないの?」

子供:「うん、おばあさん待ってる。」

神父:「おばあさんはどこにいらっしゃるの?」

子供:「うん、おばあさんはね、お御堂で誰を待ってる。」

神父:「誰に会う予定だったの?」

子供:「いや、お御堂でイエス様を待ってる。ミサが終わったら家に帰る前に毎日30分ずつ待ってから帰る。私は友達の誕生日パーティーに行かないといけないのに。」

 

多分信仰とは…他の言葉でいえば、「希望を持って待つ。」という言葉かもしれません。

宗教主事 崔 源太神父

2021年2月26日

2021年2月

2021年1月25日

三笠幼稚園

令和2年度も残すところ2月・3月となりました。

今年度の始まりは4月の進級・入園式が自粛の為に6月からの手さぐり保育のスタートになりました。幼稚園には大きな打撃となりましたが、新しい発見もありました。

コロナ禍において、今後も保育のニーズに対して今しかできない体験、今だからできる保育を社会情勢と現場の気持ちを考え、園児・教職員のマスク着用(活動内容・年齢により緩和)・ソーシャルディスタンス・手消毒・皆様に毎日ご協力いただいています検温・換気・施設遊具の消毒・オゾン空気清浄器等の感染防止対策などあらゆる工夫とアイデアで話し合い、実現できる環境を考え、保育のスタイルを変え、行事の縮小・中止・自粛をし、3密を防ぐことはなかなか難しいですが、園全体で一斉に行っていたことを各クラスの活動にし、各クラスでの遊びを充実させ、いろいろな事がコロナ禍の中で柔軟に対応していく力も職員・子ども達に変化がみられ、改めて保育において何を大切にするかを考える機会になりました。コロナ禍にあって、子ども達の命を守る事・遊びを中心に育ちを保証することに変わりはありません。

緊急事態宣言が発令され、今まだ感染者数が増えている状況ですが、三笠幼稚園の子ども達は元気に遊び続けています。

この事態を乗り越える事で今までよりもずっと素晴らしい保育が出来ると信じています。

先生方・子ども達の心身の健康を支えていきたいと思います。

この先の状況がまた、変わることがあるかもしれませんがその都度お知らせ致します。

どうぞ保護者の皆様方もご自愛くださいませ。

園長 浅羽 裕子

2021年1月25日

2021年1月

2021年1月8日

三笠幼稚園

愛、家庭、信仰、社会に対して全ての疑問符を感嘆符に直す方法。。。

「母はこれらのことをすべて心に納めていた」(ルカ2、51)

平和の王であるイエス様の愛と恵みが

三笠幼稚園の成員と家庭に豊かに注がれるよう

お祈りいたします。

2020年 降誕節

 

三笠幼稚園宗教主事

チェウォンテ神父

2021年1月8日

2020年12月

2020年11月25日

三笠幼稚園

 三笠幼稚園がカトリック幼稚園である以上、当然12月の保育はクリスマスの準備が中心になっていましたが、今年は新年度の始まりから自粛が始まり、新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐ為、色々な行事が中止になり、クリスマスもいつものようにはいきません。すでに皆様にはお知らせ致しましたが、今年のクリスマス「光の式」「ホールでの発表」は年長組だけで行います。

聖堂・ホールでの密になる事を避けるためです。

年長組以外は、聖堂・ホールでのクリスマス会は残念な事に体験できませんが、馬小屋のイエズス様にお捧げする「心のプレゼント」は子供たちがお祈り・我慢・お手伝い・お友達への助け・仲良くする・言うことを聞く等で「霊的花束」と言う形でお捧げ出来ます。

毎月の「おにぎり献金」・保護者の皆様にもご協力いただきます「クリスマス献金」で困っているお友達の為にも我慢して他のお友達が喜んでくれることによって喜びが増す事も体験して欲しいです。いろいろな行事を通じて神様の愛を感じ、成長している子ども達・優しさは優しさを呼ぶ・親切は親切を呼ぶ・平和は平和を生む・喜びは喜びを招きます。

幼稚園には銀の心・金の心という教えがあります。

銀の心・・・自分がされて嫌なことはお友達にはしない。

金の心・・・自分がされて嬉しかった事をお友達にもしましょう。

という教えを大切にしています。

12月は慌ただしい月ですが、日が短くなり外も寒くなって家庭の団欒を味わう月でもあります。ご家庭の温かい雰囲気の中で良いクリスマスと来年こそは良い年になりますように祈りながら良いクリスマス・良いお年をお迎えください。

今年一年の皆様のお祈り・ご協力に感謝いたします。

園長 浅羽 裕子

2020年11月20日

2020年11月

2020年10月26日

三笠幼稚園

11月は慰霊のため祈る聖月です。(死者の記念)

わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、力あるものも、高いところにいるものも、近いところにいるものも、他のどんな被造物も、

わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、

わたしたちを引き離すことはできないのです。

<ローマ8、38-39>

カトリックの教理

「死者のためのわたしたちの祈りは、死者を助けるだけでなく、死者がわたしたちのために執り成すのを有効に(effective)することができるのです。」(『カトリック教会のカテキズム』958)

亡くなった人は、必要な清めを受けた後、神様のもと(=天)に行き、神様のそばにいます。もちろん裁きと救いは神様の領域ですから、人間が勝手に決めることはできないのですが、でもわたしたちは、親しかった人が、いつくしみ深い神の御手に包まれ、そこで救いによっていると信頼し、確信するのも当然なことです。

わたしたちは死者を思い起こして祈るとき、そういう死者とのつながりを深く感じることが出来ます。これが「effective=効果的」ということではないでしょうか。

2020年10月

三笠幼稚園宗教主事

(フィリポ)チェ ウォンテ神父より

2020年10月27日

2020年10月

2020年9月25日

三笠幼稚園

 今年はコロナウイルス感染の拡大を防ぐ為に世界中が大変な年になりました。

新型コロナウイルス感染症の収束が見えない不安が大人だけでなく、子ども達の心も不安に揺れ、心細い思いで毎日を過ごしています。

幼稚園も6月1日より新年度が始まりましたが、分散登園から始まり、午前保育・13時30分降園と例年とは全く違う1学期を送り、2学期が始まり、お子様方はいつもと違う夏休みを過ごしたかと思いますが、夏休みの冊子「みんなの なつ」を見せていただきましたが、遠くに行かれなくても、プールに行かれなくても、祖父母の方に会えなくても楽しい夏休みが過ごせたようで、安心しています。

少し古い話になりますが、夏8月10日に「高校野球連盟2020選抜甲子園交流試合」がありました。開会式で高校野球連盟の会長矢田英二様が、挨拶の中で「‶ありがとう″の反対語は何でしょう?」と問いかけました。答えは‶当たり前″です。

コロナ禍の中で、今まで何気なく行っていた事が、できない今、誰かと出会い・話をし・大きな声で笑い・食事をして・仕事が出来る こんな当たり前のことが出来ていたのが、奇跡的な事だったのでしょうか?

この当たり前のことが出来ていたことに感謝です。

そして、この先いつまで幼稚園では難しいマスクをし、元気よく歌うことが出来ない、コロコロと犬のようにじゃれあいながら遊ぶこともできない毎日が続くのでしょうか?

2学期の行事は試行錯誤しながら行いたいと考えています。

保護者の皆さまにはご理解・ご協力をいただく事が多くあると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

園長 浅羽 裕子

2020年9月25日
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